悠久の時に

この田舎において、そうそうカルチャーセンターのような物はないので、洒落た趣味は無い。

田舎の特権で海も山も直ぐに行けるが、小生はindoor派である。

気分転換は日本史を学ぶこと。

年表とか試験問題とか大それたことではない。

切っ掛けは、自分が余りにも国史を知らないことに気づいたからだ。

2000年以上続く日本歴史は世界的にも稀有な存在。

とても不思議なことなのに、どうしてこの年になるまでそれに気づかなかったのだろう。

多分、学生時代の年表問題が苦手意識を…。

西洋化が標準化された時代に於いて、日本文化は稀薄になりつつある(例えば、着物は高価で庶民はそうそう着れない)。

難しい事は分かりかねるが、日本は島国だから、古代から様々な民族が海を越えて合流したのだろう。

例えば、HTLV1は台湾と沖縄、南九州に多いとか、飛鳥時代ペルシャ人が来日していたとか。

海で繋がっているだな。

そりゃ、日ユ同祖論とかあるかもなあ。

色んな事があって、今の日本があるんだなあ。

ご先祖様たちは凄いなあ。

と、悠久の時にロマンを感じているのである。