現実逃避

子供の頃、狭い集合住宅には母の本棚が圧倒的存在感で置かれていた。

今思えば、気のきいた玩具なんか無かったから、殆ど外で遊んでいた。

それでも、天気の悪い日は家にいなくちゃいけないのだか、当時の母は漫画を許してくれなかったので、勿論TVゲームとか無いから。マジで暇だった(勉強とか選択肢に無い)。

そこで、本棚のたまたま空いてたスペースに駄菓子に付いてた人形とか、空き箱で作った家具とか飾っていたら、あら素敵。

脳内ビジュアルで理想のリッチな部屋が完成。

ずっと見ていて飽きない。

こんな素敵な空間にずっといれたら良いのに…。そんな事を思っていた幼い日の思い出。

そんな事を思い出してしまう、その理由を私は知っている。

何故なら、今週はずっと前期試験ですから!

回顧録やってる場合ではない。

さあ、現実に戻って勤しみます。

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